窒素が余ってしまう 5/7
前処理でいこう!
ってことでバイオガス発酵消化液を1㎥処理するのに、人工湿地だけだとろ床面積だけで約3ヘクタール必要になることが前回まででわかった
ってことで前処理をしっかりすることで人工湿地の面積を小さくしたいと!
まずは固液分離!
固の部分は人工湿地に投入する前にできるかぎりカットしてしまおう
次にばっ気!!
しかしここで問題が・・・
ばっ気で処理できるのは有機物(BOD)
っていうか脱窒するために有機物(BOD)は残しておかなきゃじゃないの?
ってことでもう一回

バイオガス発酵消化液にはBODはあまり残っていないの・・・

ででで
窒素の脱窒の時に有機物(BOD)が必要なの(´;ω;`)
しかも窒素の3~5倍の有機物(BOD)が・・・
じゃあどうすればいいのだ!
他に前処理はないのか?
ってことで困った時の凝集剤
ごめんなさい
基本的に凝集剤は苦手なんです
だって凝集した汚泥が発酵しにくいから
汚泥を廃棄物として処理すると、莫大な処理料が・・・
未発酵の汚泥を畑に還元するのはちょっと・・・
もちろん有機の凝集剤もあるから、発酵しないわけではないんだけど・・・
※技術は日進月歩で進んでいるから、すごくいい凝集剤も発売されているかも
他には膜処理?
ってこれは人工湿地と同じで物理的にろ過する手法だから、濃いのを入れたらあっという間に目詰まりだし・・・
ってことで廃水処理マニアが今前処理として注目しているのは・・・
内緒( ´艸`)
企業秘密ってほどでもないんだけど
実証始まったら公開します!

ってことで次回はアナモックスの可能性について!
つづく