記名と無記名
出張先の旭川でラブホテルに宿泊した。
ホテルクラウンヒルズなどを有するBBHグループが経営する元ラブホテルのビジネスホテルだが・・・笑

にしても実は元ラブホテルのビジネスホテルが好きだ!
- 部屋が広い
- バストイレ別
- 風呂が広い
- 安価
たまに全面鏡張りのままとかの落ち着かない部屋にあたってしまうこともあるが・・・笑
実際に帯広や旭川では元ラブホのビジホに宿泊することが多い。
にしても先日宿泊した際にフロントの方とお話することができた。
彼女は以前からこのホテルで働いていたとのこと。
ラブホテルからビジネスホテルに変わった背景や、変わったことで良かった点、悪かった点などを忌憚なく教えてくれた。
その中で特筆すべきなのは
「清掃が圧倒的に楽になった」
ということ。
以前はビショビショのままのタオルがベッドの上に散らかっているなど、これが教育を受けた日本人のマナーかと首をかしげるようなことが多かったそうな。
もちろんビジネスホテルに変わったことで使い方が変わったからという点もあるが、彼女の分析によるとこれは「記名と無記名」に起因するとのこと。
ビジネスホテルに変わったことで、名前や住所を申告したり、領収証を出してもらったりなど、ホテル側に個人情報を管理されることで、マナーが向上したと考えているそうだ。
それを聞いて思い出したのは「ネットの中傷やフェイクニュース」のこと。
あれを見て最近の若者はけしからんなんて思っていたら大間違いだ。
我々日本人は昔から無記名の場ではやらかしてきたのだ。
記名しないと理性が保てないなんてなんだか情けないが、ある程度はタグ付けしていかないと社会がおかしな方向に進んでいってしまうんだろうなぁ〜と。
だからと言っていつも背番号を付けて生きていくのはツライんだよなぁ〜
追伸
これをFacebookに掲載した時、FBから下記のコメントが・・・
「ある分析によると、ネットで誹謗中傷を繰り返す人は、若者よりも40台以上である程度社会的ステータスのある人の方が、多いそうです。無記名の場で発散したいストレスが溜まっているのでしょうか。」
若者たち
すまぬ (≧≦)
君たちじゃなかった。
僕と同世代のおじさんの仕業だった。

※2019年8月5日(月)の日記より