カンボジアとの出会い 8/17
カンボジアに雇用をっておぼろげながら考えていた時。
僕に何ができるんだって頭を悩ませていた時。
日本で自分が取り組んでいることを、カンボジアでもできるんじゃないかと思い付いた。
そしてそれはカンボジアや子どもたちにとって、意義のあることなんじゃないかと。
僕が日本で取り組んでいること。
それは自然の力を最大限に活用して排水を処理する人工湿地という環境保全の技術。
この技術の普及のため2010年に株式会社リードネットを起業。
環境問題が叫ばれる中、排水処理の新しい提案として人工湿地は少しずつ広がっている。
人工湿地は排水処理技術と紹介するよりも、排水処理の機能を持たせた花壇だと説明した方が想像しやすいだろうか。
段々畑に上から水を流し、ろ過の力を使ってきれいにしていく感じ。
地球の大地が水をきれいにする仕組みをコンパクトにして、いろんな場所で使えるように!
もちろんろ過だけではいつか目詰まりを引き起こしてしまい、排水の処理ができなくなる。
そこでろ過層の上にたまった汚泥を微生物に食べさせることで、長く使えるように工夫。そこにミミズや植物の力も加わり循環型の環境に優しい排水処理システムに!
この人工湿地技術はヨーロッパで生まれ、日本では北海道で育ちました。
これまでの実績から日本でも今やっと少しずつ増え始め、現在北海道を中心に10つシステムを僕が株式会社リードネットとして保守管理をしています。
つづく