カンボジアとの出会い 2/17
僕はこれまでの5年間に8度カンボジアを訪問し、その都度孤児院で子どもたちと楽しい時間を過ごして来た。
しかしたくさんの疑問も感じた。
それは年々に大きくなり、実際に日本のマスコミで取り上げられるようにもなった。
もちろん取り上げられたのは問題の表層ですが。
社会というものを車に例えるなら、僕らはガソリンだけを寄付して満足してないだろうか?
その車は極端に燃費の悪いエンジンを積んで、一生懸命走っているがちっとも前に進まない。
だからまたガソリンを寄付・・・
その車に必要なのは効率よく前に進む仕組みなのに。
お金は必要だ。
しかし人は与えられることに慣れてしまう
そして与えられることに依存する。
映画「ショーシャンクの空に」から・・・
刑務所の壁はおかしなものだ。
最初はそれを憎み、次にそれに馴れてゆく。
時間が経つにつれそれに依存するようになってしまうんだ。
つづく