バイオガス発電を考える 2/5
from アインベック
BACK TO THE FUTURE Part 1のラストシーンで、
未来からタイムマシーンで戻ってきたドク博士が空き缶を拾って、それをタイムマシーンの燃料に!
これぞ省電力化かつリサイクル発電。
技術の進歩が待たれる今日この頃。
未来は明るい!?
にしてもゲッティンゲンからアインベックへ。
雨が洗った木々の緑が、いっそう鮮やかに瞳に映ります。
ってことで植物は太陽光エネルギーを光合成によりその身体に取り込みます。
その際に二酸化炭素を吸って酸素を吐き出してくれる。
だからそれを使った発電などのエネルギー変換から排出される二酸化炭素は、差し引きゼロ!
二酸化炭素はトータルで見ると増えていません。
これをカーボンニュートラルといいます。
食物連鎖の末の排出物であるし尿や糞尿も同様。
我々を含む生物はすべて、大地に降り注ぐ太陽光から様々な過程を経て、エネルギーを得ているというわけです。
今回僕たちが再生可能自然エネルギー先進国ドイツを訪れているのは、バイオマスの中でも効率が良いといわれるバイオガスシステムの視察のため。
なぜバイオガスが他のバイオマスに比べて効率的かというと、エネルギー作物の種しか使わず、葉や茎は捨ててしまうバイオエタノールやバイオディーゼルと違い、バイオガスは作物のすべてを利用してエネルギーに変換できるから。
もちろんそれだけでなく、バイオガスは食品残さやし尿糞尿など、僕らが今までゴミとして捨てていたものが再利用できる。
しかもそれらはその処理に大量のお金、要は大量のエネルギーをかけて捨てていたもの。
それらが電力として再利用できるなんて・・・
まるで映画のよう(*^^*)
しかし本当に上手くいっているのだろうか?
この国では・・・
from アインベック
※2011年8月24日(水)の日記より