バイオガス発電を考える 1/5
from ゲッティンゲン
ゲッティンゲン、この街は大学の街。
ノーベル賞受賞者を40人輩出したゲッティンゲン大学をはじめ三つの大学があり、人口の20%は大学生とのこと。
というわけでヴァイツェンビール(3.1ユーロ)を飲みながら街を散歩。
にしても外国人がなぜ京都が好きなのかわかった気が・・・
アスファルトでなく石畳が続く街並み。
高層ビルなどはなく、見上げれば街を見下ろしている教会の塔の鐘。
空が広い。
時折、鐘の音が・・・
時間の流れはゆっくりとしており、文化の成熟を感じさせる。
ふと自分がここに暮らすことを想像・・・
街中の古いアパートメント。
ひっそりと暗い階段のコンクリートを叩く靴音。
日本の最大の歴史遺産としての京都と大きく違うのは、新しい時代をも街並みの中に溶け込ませる懐の深い歴史。
昔ながらの街角にアップルストアが・・・
しかし違和感はない。
さて遊んでばかりと思われてはまずいので(苦笑)
主な再生可能自然エネルギーとは
- 風力
- 太陽光
- 水力
- 地熱
- バイオマス(生物体)
ところで電気エネルギーに対する我々ができるアプローチとは
- 節電
- 省電
- 蓄電
- 発電
節電はご存知の通り、我々の日々の心がけ!
省電とは、少ない電気量で動く冷蔵庫など、省電力化は各メーカーにがんばっていただくとして。
期待の蓄電、電気を効率的に溜め込む、これがとっても難しい。
そして発電技術へのアプローチは、少しでも効率的に無駄なくエネルギーを電気に変えること。
にしても再生可能自然エネルギーは基本的にはどれも発電の技術。
その中で唯一バイオマスだけが蓄電と発電をの両方のアプローチを併せ持つ。
ところでバイオマスとは
- バイオディーゼル
- バイオエタノール
- バイオガス
- 炭や木質ペレットなどなど
バイオディーゼルとバイオエタノールは菜種などの種子から
バイオガスはコーンなどの茎から、葉から、実まで、そしてし尿や糞尿、食品残さも・・・
ってことで作物、食品の残さ、し尿や糞尿は貯蔵が可能。
それは正に蓄電。
太陽光エネルギーを光合成によりバイオマス(生物体)に固定した作物、それらを食べて出た糞尿や、それらを利用して作られた食品の残さ。
バイオマスはある意味で太陽光発電と同じ。
しかもカーボンニュートラル。
カーボンニュートラル???
from ゲッティンゲン
※2011年8月23日(火)の日記より